おすすめの本(K.T.) [読書]
僕が紹介するのは,星新一さんが書いた「おーいでてこい」という本です。
短い話がたくさん入っているので,長い話はちょっとという人におすすめです。
この本の特徴は。一つひとつの話が短いので,いろんな話が楽しめることです。
推薦の理由は,話の内容が様々だからです。例えば,うちゅうに行く話,ちょ
っとこわい話,ありえないことが起こる話,未来の話などです。あと,最後のオチ
がすごく奇想天外なので,この話の最後はどうなるのだろうと思います。この話
に入っている「おーいでてこい」という話は,男が穴を見つけて,「おーいでてこい」
と叫んでみたり石を投げても何の反響もなく,学者が来て穴を調べたところ,
5000m以上もと分かったので,いらなくなった書類やゴミ,引き取り手のない
死体などもすて,都会はどんどんきれいになっていきました。ある日,ビルの建設
をしていた作業員が高い鉄骨の上で一休みしていると,上空から「おーいでてこい」
という声が聞こえました。気のせいかと思うと次は石が落ちてきました。さあ,この
先はどうなるか想像できますか?
このように星新一さんの話は読んだ人が話の先を想像できるのです。この「短く
て楽しい」本,ぜひ読んでみて下さい。
(写真は2学期お話ベルの会の読み聞かせ)
2010-12-31 21:53
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